GC/F-ZERO GX/任天堂
「F-ZERO X」をそのまま素直にパワーアップさせたゲームが「F-ZERO GX」です。派手で豪快な走りができるので、大味なレーシングゲームのようにも思えますが、「F-ZERO」さながらの美しい走りを追求しても十分に楽しめます。速さと美しさを極度に精錬して結晶化されています。コースは違いますが、アーケード版の「F-ZERO AX」とほとんど同じクオリティーです。
GC/P.N.03/カプコン
舞いながらシューティングするというアイディアはとても素晴らしいです。また、GCとは思えない硬質なゲームに仕上がっています。しかし、エナジードライブ(ボム)がいつも使えると言うわけではなく、また通常攻撃だけでもすんなりクリアできてしまうので、踊るような攻撃はあまり味わえません。攻撃が全体的に単純作業の繰り返しになり、見た目の派手さとギャップがあります。
オフラインでも面白い。やっていることは、パズル性のない「ゼルダの伝説 時のオカリナ」でしょう。でも「PSO」は自分の分身としてキャラクタを詳細に設定でき、キャラクター=プレイヤーの図式を強く表しています。そして、経験値によるレベル上げ、希少なアイテムの発見、という単純作業の中に楽さや快感を感じられるように作られています。
オフラインの楽しさを樹の「根」であるとすれば、オンラインの楽しさは根の上にそびえ立つ太い「幹」であり、生い茂る「枝葉」であり、甘く熟した「果実」でしょう。
ゲーム、チャット、メール、BBS。これらが渾然一体となって新しいコミュニティーメディアになっている...なんて、余計なことを考えずに、とにかく楽しめます。
オフラインの楽しさを樹の「根」であるとすれば、オンラインの楽しさは根の上にそびえ立つ太い「幹」であり、生い茂る「枝葉」であり、甘く熟した「果実」でしょう。
ゲーム、チャット、メール、BBS。これらが渾然一体となって新しいコミュニティーメディアになっている...なんて、余計なことを考えずに、とにかく楽しめます。
GC/ピクミン/任天堂
あまりの難しさに断念していましたが、「スターフォックスアドベンチャー」をクリアして、もう一度チャレンジする元気が沸き、つい完全クリアしました。
単なるパズルゲームではなくリアルタイムのアクションパズルであることと、計画的にやり直すことがクリアへの近道であることが、「ピクミン」攻略のポイントでした。
見た目は楽しげですが、シビアで骨のあるゲームです。
単なるパズルゲームではなくリアルタイムのアクションパズルであることと、計画的にやり直すことがクリアへの近道であることが、「ピクミン」攻略のポイントでした。
見た目は楽しげですが、シビアで骨のあるゲームです。
GC/スターフォックスアドベンチャー/任天堂
主人公をフォックスにした「ゼルダの伝説」です。RPGと言うよりは、アクションパズルとして楽しめます。ただし、シューティングがオマケではなくイベントとして組み込まれているので、苦手だと進むのが困難です。
時間がなくて少しずつしかできない人や、アクションパズルが苦手な人でも、それを懇切丁寧にサポートしてくれるゲームシステムが応援してくれます。久しぶりに達成感を味わいたい人にお勧めです。
時間がなくて少しずつしかできない人や、アクションパズルが苦手な人でも、それを懇切丁寧にサポートしてくれるゲームシステムが応援してくれます。久しぶりに達成感を味わいたい人にお勧めです。
PS2/レーシング・コンストラクション まげる つける はし〜る 俺デッドヒート/SUCCESS
ふざけたネーミングですが、中身は本格的、しっかりした作りです。レースゲームが好きなら、自分でコースや車を自由に作ってみたいと思うはずです。それを、存分にかなえてくれるソフトです。
コースや車以外にも、「ストーリー」を作成することができるので、レース結果によって物語が変化したり、パーツを買ってチューンアップすることも可能になります。
データ作成には制限などもあり、自由自在というわけにはいきませんが、工夫と努力で乗り越えられる柔軟性もあります。まずは、サンプルデータをプレイしてみて、納得してください。
コースや車以外にも、「ストーリー」を作成することができるので、レース結果によって物語が変化したり、パーツを買ってチューンアップすることも可能になります。
データ作成には制限などもあり、自由自在というわけにはいきませんが、工夫と努力で乗り越えられる柔軟性もあります。まずは、サンプルデータをプレイしてみて、納得してください。
PS2/Rez/SEGA
アリカは、音楽とパズルを融合させました。セガは、音楽とシューティングを融合させています。
単純なロックオンシューティングで、自分はあたかもレール上を走行しているかのように、自動的に前へと進んでいきます。つまり、自分が避ける要素を全く持ちません。攻撃で敵を素早く撃ち落とすことが防御となります。
このゲームのポイントは、"音" にあります。攻撃の発射音、敵機の爆発音が、BGMの一部分として取り込まれ、プレイヤーの操作によって音楽そのものが変わってきます。いつしか、音楽を演奏するためにゲームをしているかのようです。
そして、映像はほとんどワイヤーフレームで構成されています。非常に緻密、高速に描画されていて、プレイヤーを引き込んでいきます。時として無機質、時として幻想的な世界を描いていきます。
最終ステージでは、物語的なものを感じさせてくれます。単なるシューティングに終わらせてくれません。
単純なロックオンシューティングで、自分はあたかもレール上を走行しているかのように、自動的に前へと進んでいきます。つまり、自分が避ける要素を全く持ちません。攻撃で敵を素早く撃ち落とすことが防御となります。
このゲームのポイントは、"音" にあります。攻撃の発射音、敵機の爆発音が、BGMの一部分として取り込まれ、プレイヤーの操作によって音楽そのものが変わってきます。いつしか、音楽を演奏するためにゲームをしているかのようです。
そして、映像はほとんどワイヤーフレームで構成されています。非常に緻密、高速に描画されていて、プレイヤーを引き込んでいきます。時として無機質、時として幻想的な世界を描いていきます。
最終ステージでは、物語的なものを感じさせてくれます。単なるシューティングに終わらせてくれません。
PS2/SKY GUNNER/SCEI
「ポップンツインビー」を3Dシューティングに仕立て上げたと言うと、その雰囲気が良く伝わるでしょうか。かわいらしい登場人物、マシン、風景で、空を自由に飛び回ります。
このゲームは、ターゲットが常に画面中央に表示され、自機も手前に表示されます。そして、リモコンのような感じで自機を操作するのです。そのため、レーダーなどの探査画面がありません。3Dシューティングでありがちな、ターゲットを探し回ると言う手間がないのです。
自機は、3人程度のキャラクタを選択することによって、かなり個性の違うガンシップに乗ることになります。攻撃の仕方も変わってきますし、課されるタスクも違ってきます。一人をクリアしただけでは、このゲームをクリアしたことにはなりません。
このゲームの特色として、世界観の固め方があります。敵機を打ち落とすと、中のパイロットがパラシュートで脱出します。このことでPS2のマシンパワーを消費していそうですが、必要なこととして頑なに実現しています。
このゲームは、ターゲットが常に画面中央に表示され、自機も手前に表示されます。そして、リモコンのような感じで自機を操作するのです。そのため、レーダーなどの探査画面がありません。3Dシューティングでありがちな、ターゲットを探し回ると言う手間がないのです。
自機は、3人程度のキャラクタを選択することによって、かなり個性の違うガンシップに乗ることになります。攻撃の仕方も変わってきますし、課されるタスクも違ってきます。一人をクリアしただけでは、このゲームをクリアしたことにはなりません。
このゲームの特色として、世界観の固め方があります。敵機を打ち落とすと、中のパイロットがパラシュートで脱出します。このことでPS2のマシンパワーを消費していそうですが、必要なこととして頑なに実現しています。
PS2/TECHICTIX/アリカ
"テクノ アクション パズル" と言う新しいジャンルが切り開かれました。
音楽がなくても、アクションパズルとして成り立つでしょう。でも、音楽があるから楽しさが倍加する、そんなゲームです。
画面がきれいですが "PS2だから" と言うだけでなく、ゲームの雰囲気を確固たるものにするため、メニューセレクト画面も過剰なまでに凝っています。 また水面に広がる波紋は、水の屈折をリアルタイムに美しく描いています。
難しすぎず易しすぎず、PS2の高性能さをさり気なく堪能できる音楽ゲームです。
音楽がなくても、アクションパズルとして成り立つでしょう。でも、音楽があるから楽しさが倍加する、そんなゲームです。
画面がきれいですが "PS2だから" と言うだけでなく、ゲームの雰囲気を確固たるものにするため、メニューセレクト画面も過剰なまでに凝っています。 また水面に広がる波紋は、水の屈折をリアルタイムに美しく描いています。
難しすぎず易しすぎず、PS2の高性能さをさり気なく堪能できる音楽ゲームです。
PS2/UNiSON/テクモ
アナログスティック2本を使って腕の動きを操作するダンスゲームです。キャラクタはその入力でリアルなダンスを披露します。音楽ゲームは数あれど、暗譜でプレイさせるゲームはなかったと思います。それを可能にさせたのは、思い切ったゲームシステムです。
ゲームはストーリーを持たせたステージ構成で、トレーニング と オン・エア(ダンスステージ)を交互に繰り返すシステムになっています。トレーニングは、何度も繰り返すことをストレスなく進められるように配慮されています。一方、オン・エア は暗譜にして一発勝負で、ダンスがある一定のレベルに達しなかった場合には、即ゲームオーバーになる仕組みです。
音楽ゲームを暗譜ですることで、プレイの充実感が増すと言う効能の他に、画面全体が完全にフリーになると言う効果が得られます。自由で派手なカメラワークの演出を楽しめます。
ゲームはストーリーを持たせたステージ構成で、トレーニング と オン・エア(ダンスステージ)を交互に繰り返すシステムになっています。トレーニングは、何度も繰り返すことをストレスなく進められるように配慮されています。一方、オン・エア は暗譜にして一発勝負で、ダンスがある一定のレベルに達しなかった場合には、即ゲームオーバーになる仕組みです。
音楽ゲームを暗譜ですることで、プレイの充実感が増すと言う効能の他に、画面全体が完全にフリーになると言う効果が得られます。自由で派手なカメラワークの演出を楽しめます。
DC/JET SET RADIO/SEGA
インラインスケートで街を走り回り、スプレー缶を拾い、グラフィティ を描きまくる非常に純度の高いアクションゲームです。
Nintendo64の「1080°スノーボーディング」系の爽快さ格好良さをベースとし、マップ上での自由度を非常に高くしつつ、追いかけ要素を盛り込んだ、とても華麗なアクションゲームに仕立ててあります。手すり状の上を滑るグライドや、垂直の壁を滑るウォールライドなどが、このゲームを特徴づけてアクション性も高めています。
特筆すべきなのは、ゲーム中に描かれるグラフィティの画像データを作成したり、Internet上の JPEGファイルをダウンロードして使用できる点です。PC上の JPEGファイルを Internet経由でDreamcast に取り込むことができます。
Nintendo64の「1080°スノーボーディング」系の爽快さ格好良さをベースとし、マップ上での自由度を非常に高くしつつ、追いかけ要素を盛り込んだ、とても華麗なアクションゲームに仕立ててあります。手すり状の上を滑るグライドや、垂直の壁を滑るウォールライドなどが、このゲームを特徴づけてアクション性も高めています。
特筆すべきなのは、ゲーム中に描かれるグラフィティの画像データを作成したり、Internet上の JPEGファイルをダウンロードして使用できる点です。PC上の JPEGファイルを Internet経由でDreamcast に取り込むことができます。
PS/LATTICE/nousite
四角柱状パイプの外面を駆け抜ける シューティング+障害物避け ゲームです。走行路は迷路的な要素もあり、かなり斬新です。音楽は 細野晴臣 です。メロディーがなく、ビートが延々と続きます。このゲームの世界観に素晴らしくマッチしています。
PS2/DEAD OR ALIVE 2/テクモ
操作が簡単にして多彩な技が出せて楽しめる格闘ゲームです。対戦時のマップは起伏もあり広く、階層状になっていて立体的です。地形効果を活かした戦いを組み立てることができるようです。相手の技を返すホールド技が気持ち良く、上達するのに必須です。
DC/スペースチャンネル5/SEGA
相手の示すダンス(?)に合わせてボタンを押し、自分もダンスする音楽ゲームです。相手の示すダンスのリズムパターンを記憶して、それを繰り返さなくてはいけません。特筆すべきは、ゲームの進行がほとんどノンストップなところです。最終ステージでのエンディングまでの盛り上がりが、なかなか素晴らしい物があったと思います。 映像と、音楽と、セリフが、完全にシンクロしたゲームならではだと思います。
PS/vib-ribbon/SCEI
音楽に合わせてスクロールしてくる障害物を、対応したボタンで乗り越えるユニークな音楽ゲームです。手持ちの CDの音楽をゲームにしてしまえる画期的なシステムを搭載しています。ゲーム CD-ROMに入っている音楽が素晴らしく、何度もクリアしたくなる快感を与えてくれます。
七音倶楽部
七音社制作のゲーム(「パラッパラッパ」, 「vib-ribbon」など)を応援するサイト
七音倶楽部
七音社制作のゲーム(「パラッパラッパ」, 「vib-ribbon」など)を応援するサイト
PS/パネキット/SCEI
ブロック遊びの感覚で、PS上でパネルを組み立て様々な乗り物を作るゲームです。リアルに見えるために十分な物理シミュレーションがされ、パネルの配置自体が乗り物の動きに反映されます。知的創造心を満たさせてくれます。
PS/serial experiments lain/パイオニアLDC
ビジュアルノベルの核心部分のみを切り出して再構成したかのようなゲームです。情報量の多さに圧倒されます。処理の重さが若干気になります。